【家づくり情報】知っているようで知らない！家づくり豆知識７選
こんにちは！
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、知っているようで知らない家づくりの豆知識についてご紹介していきます。
家づくりを考え始めると、専門用語や新しい情報がたくさん出てきますよね。
でも実は、なんとなく知っているつもりのことの中にも、意外な真実が隠れているんです。
今回は、そんな「知っているとちょっと得する」「話したくなる」家づくりの豆知識を７つご紹介します。
家づくりをもっと楽しく、もっと賢く進めるためのヒントにしてくださいね♪
【「建築家」という資格は存在しない！？】
「建築家」というと、なんだか特別な資格を持つ専門家のような印象がありますよね。
ですが、実は“建築家”というのは資格名ではなく、誰でも名乗ることができる肩書きなんです。
一方で、「建築士」は国家資格であり、資格を持たないと設計業務などを行うことはできません。
つまり、「建築家＝呼称」、「建築士＝資格職」という違いがあるんですね。
もちろん、実際に「建築家」と呼ばれる人の多くは、一級建築士の資格を持ち、デザインや設計の実績が豊富な方々です。
家づくりをお願いするときは、資格や経験をしっかり確認するのがおすすめです。
【シロアリはアリではなく、ゴキブリの仲間⁉】
家の天敵といえば「シロアリ」。
名前にアリとついているため、アリの仲間だと思われがちですが、最新の分類ではシロアリの祖先はゴキブリに近い昆虫とされています。
対して、一般的なアリはハチの仲間。
つまり、シロアリとアリは見た目が似ていても、進化のルーツはまったく別なんです。
名前のイメージに惑わされがちですが、こうした知識を持っていると、シロアリ対策への理解も深まりますね。
【入浴中の死亡事故は交通事故より多い⁉】
実は日本では、浴室での事故死が交通事故死の約2倍にものぼるという衝撃的なデータがあります。
厚生労働省の統計（令和2年）によると、浴槽内での溺死・溺水による死亡者数は4,724人。
一方、交通事故による死亡者数は2,199人。
つまり、家の中の浴室の方が、外の道路よりも危険な場所になっているのです。
特に冬場は、脱衣所や浴室との温度差による「ヒートショック」に注意が必要。
暖房器具や浴室暖房乾燥機を活用して、温度差をできるだけ小さく保つことが大切です。
【吹き抜け・リビング階段でも寒くない⁉】
昔の家では、気密性が低く外の冷気が入り込んでしまうため、吹き抜けが寒いと感じられていました。
しかし今の高断熱住宅では、室内の空気がしっかり保たれ、温度ムラが少ない設計になっています。
「コールドドラフト（暖かい空気に押し出されて冷気が床に流れる現象）」が起きにくく、冬でも快適。
デザイン性と快適性を両立した家づくりができる時代になっているんです。
【ユニットバスの誕生は東京オリンピック⁉】
今では当たり前のように使われている「ユニットバス」。
実はその発祥は、1964年の東京オリンピックなんです！
当時、選手村の宿泊施設を短期間で大量に建設する必要があり、内装工事の時間を大幅に短縮するために考案されました。
在来工法では1か月近くかかる浴室施工を、ユニットバスなら運んで組み立てるだけなので、わずか数時間で完了。
この画期的なアイデアが、今の住まいの標準仕様へと進化していきました。
まさに、オリンピックが生んだ住宅革命なんです。
【浴室暖房乾燥機はマンションから始まった⁉】
浴室暖房乾燥機は、今や戸建てでも人気の設備ですが、もともとはマンションでの洗濯事情から生まれたアイデア。
マンションではベランダや物干しスペースが限られており、雨の日の洗濯物に困る人が多かったんです。
そこで登場したのが「浴室暖房乾燥機」。
浴室内で衣類を乾かせる便利さが注目され、やがて戸建住宅にも普及していきました。
現在では、ヒートショック対策としても活躍しています。
【土地選びは広さより制限が大事！】
土地には「用途地域」「建ぺい率」「容積率」「道路の幅」「日照条件」など、建てられる家の形や大きさを左右する多くのルールがあります。
たとえ広い土地でも、これらの制限によって希望通りの家が建てられない場合も。
つまり、広ければいいではなく、建てられる条件を確認することが理想の家づくりの第一歩。
土地選びは、面積よりも可能性を見る目が大切です。
参考になれば幸いです♩
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