【家づくり情報】暮らしやすい家とは？手間・時間・コストを減らす住まいづくり
こんにちは！
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、手間・時間・コストを減らす住まいづくりについてご紹介していきます。
「せっかくマイホームを建てたのに、家事が大変」
「収納が足りなくて物があふれる」
「想定外の修繕費がかかって困る」
こうした悩みは、住んでから気づくことが多いものです。
暮らしやすい家とは、単に広い家やデザインの良い家ではなく、手間・時間・コストがかからない家のことを指します。
つまり、毎日の生活がスムーズで、将来も負担が少なく快適に暮らせる家。
そのために大切なのが、「動線計画」「収納計画」「メンテナンス」の3つのポイント。
この3点を押さえることで、住み始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するリスクを大幅に減らせます。
【Point 1. 動線計画 〜暮らしの質を大きく変える〜】
家の中で「人がどう動くか」を計画するのが動線計画です。
動線が整っていないと、家事や片付けに余計な労力がかかり、暮らしにストレスを感じやすくなります。
■ 洗濯動線
洗濯は「洗う→干す→取り込む→畳む→仕舞う」という工程があり、家事の中でも特に手間が多いものです。
洗濯機置き場から物干しスペース、さらに収納までの動線が短いと、負担がぐっと減ります。
たとえば「洗面室に洗濯機→隣接するランドリールームで干す→同じ空間にファミリークローゼットを設置」という動線があれば、家事がワンストップで完結。
重たい洗濯物を持って階段を上り下りする必要もありません。
■ 帰宅動線
玄関近くにシューズクロークや荷物置き場を設ければ、買い物袋や子どものランドセルをすぐに置けて片付けがスムーズ。
さらに玄関横に手洗いを設置しておけば、外から帰ってすぐに手洗い・うがいができ、清潔で安心です。
■ 家事動線全般
パントリー・キッチン・ダイニングが一直線に繋がっていると、料理や片付けが効率的。
さらに、子育て世帯では「料理をしながらリビングの子どもを見守れる」配置も人気です。
動線計画は、家族のライフスタイルや将来の変化も考慮して設計するのがポイントです。
【Point 2. 収納計画 〜「使う場所の近く」が鉄則〜】
暮らしやすさを左右するのが「収納」です。
収納が足りないと物があふれ、片付けが大変になり、家がすぐに散らかってしまいます。
■ 収納の基本は「使う場所の近くに配置」
たとえば掃除機はリビングだけでなく、2階や寝室でも使います。
そのため「1階と2階それぞれに収納場所を確保」しておくと便利です。
また、子どものランドセルはリビングで宿題をするなら、リビング近くに収納場所を設けるほうが自然。
■ 大きな収納より「分散収納」
一か所に大きな収納をつくるのも悪くありませんが、実際には「小さくても必要な場所に収納を分けて配置する」ほうが効率的です。
・玄関に外遊び用のおもちゃや傘を収納
・キッチン横にパントリーを設けて食品や調理器具を収納
・階段下を活用して掃除用具を収納
こうすることで「しまうのが面倒で出しっぱなしになる」ことを防ぎ、自然と片付けが習慣化しやすくなります。
【Point 3. メンテナンス 〜初期費用より長期コストを意識〜】
暮らしやすい家にするには、将来的なメンテナンスコストを減らす工夫も欠かせません。
■ 外壁・屋根のメンテナンス
家の外観は年月が経つと劣化し、再塗装や目地の打ち替えなどが必要になります。
実はこの外壁メンテナンスが、住宅の維持費の中で最も大きな割合を占めるケースが多いのです。
初期費用は高めでもメンテナンスサイクルが長い外壁材を選べば、結果的にコストを抑えられる場合もあります。
■ 設備機器のメンテナンス
給湯器や空調設備なども、定期的にメンテナンスや交換が必要です。
ランニングコストや耐用年数を踏まえ、長く使えるものを選んでおくことが大切。
■ メンテナンスしやすい間取り
掃除や修繕のしやすさも「暮らしやすさ」の一部です。
高すぎる吹き抜けや複雑な形の屋根は見た目に魅力的ですが、掃除や修繕が難しくなりがち。
将来のことも考えて、バランスを取ることが大切です。
家づくりは「今の便利さ」だけでなく、「10年後、20年後も快適でいられるか」を考えることが大切です。
ぜひ家族で将来の暮らしを想像しながら、最適なプランを話し合ってみてください。
参考になれば幸いです♩
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