【家づくり情報】ファミクロのメリット・デメリット

こんにちは！
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆

今日の投稿では、ファミクロのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

家づくりを考えはじめたとき、「収納どうしよう…？」と悩む方はとても多いです。
特に、子どもがいるご家庭では、洋服・カバン・季節物のアウターなど、とにかく“物が多い”という声をよく耳にします。

そこで最近人気なのが、「ファミリークローゼット」、通称「ファミクロ」の存在。
名前の通り、家族全員の衣類や身の回りのものを、一か所にまとめて収納できるクローゼットのことです。

洗濯動線や収納のしやすさを重視したい方からの支持が高く、新築時に取り入れる方もどんどん増えています。
「便利そう！」「おしゃれ！」と感じる一方で、実際に暮らしてみたら「思ってたいのと違った…」と後悔するケースもゼロではありません。

そこで今回は、ファミリークローゼットを取り入れる際のメリット・デメリットをわかりやすくご紹介していきます。

【ファミリークローゼットのメリット】

① 家事効率がアップする！
洗濯物をそれぞれの部屋に持っていく手間が省け、「畳んだらファミクロにしまうだけ」で完結できるのが魅力。
特に忙しい朝や帰宅後のバタバタした時間帯に、「どこに何があるのか」がひと目でわかるので探し物も激減します。

洗濯から収納までの流れがスムーズになり、時短にもつながりますよ♪

また、乾燥機付き洗濯機や室内干しスペースと隣接して設けると、“洗う→干す→しまう”が動線上で完結でき、さらに効率アップ！

② 各部屋がスッキリ！広く使える
個室のクローゼットを省くことで、お部屋に余白が生まれ、空間にゆとりが出ます。
たとえば子ども部屋なら、収納スペースが減った分デスクや本棚、趣味のスペースを設けることも可能に。

「寝る＋勉強＋遊ぶ」など、多目的に使えるお部屋にしやすくなります◎

寝室に大型のクローゼットがないと、お部屋の印象もすっきりして気持ちいいですよ♪

③ 散らかりにくく、片付けがラクに！
収納場所が“ひとつ”というのは実はとても大きなメリット。
子どもでも「着替えはここに戻す」とルール化しやすく、自然と片付けの習慣も身につきやすくなります。

家族みんなで同じ場所を使うため、定期的に見直す機会も増え、「気づいたらクローゼットがパンパンに…」なんて事態も防ぎやすいでしょう。
整理整頓が苦手な方にこそおすすめのスタイルです♪

【ファミリークローゼットのデメリット】

① プライバシー問題
ファミクロは家族共用スペースのため、「誰かがいると気になって着替えられない…」と感じる方もいるかもしれません。

特に思春期の子どもや、仕事着・おしゃれ着にこだわりのある方にとっては、プライベート空間が確保できないとストレスになりがちです。

対策としては、
・着替えは各部屋で行い、ファミクロはあくまで“収納専用”にする
・ロールスクリーンや簡易仕切りを活用して視線を遮る
といった工夫で快適性がぐんと高まります。

② 意外と広さが必要
家族全員の衣類をまとめて収納するには、3畳〜4畳以上の広さが必要に。
さらに、衣類の量や季節ものの保管も考慮すると、パイプハンガー、引き出し収納、可動棚など多彩な収納計画が大切となってきます。

間取りに余裕がない場合は、
・よく使う物だけファミクロに
・季節物は別の収納に
など、分散収納を考えるのも一つの方法です。

③ 用途変更がしにくい
ファミリークローゼットは収納に特化している空間なので、将来「子ども部屋にしたい」「書斎にしたい」となったときに、転用が難しいこともあります。
将来のライフスタイルの変化を見越して、あらかじめ柔軟に使える工夫を考えておくと安心です◎

【収納計画を立てるならイメージが大切】

ファミリークローゼットは、家事ラク・時短・収納力アップの強い味方！
家族のライフスタイルに合えば、とても便利な空間になります。

ただし、間取りや使い方によっては不便に感じることもあるので、
「何を収納するか」
「誰がどう使うか」
をしっかりイメージしておくことが成功のカギです。

小向建設では、ファミクロを取り入れた間取りのご提案や、実際に取り入れたお客様の事例紹介も行っております。
「我が家にも向いてるかな？」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談くださいね♪

参考になれば幸いです♩

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