【家づくり情報】施主支給に向かないものは?

こんにちは!
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆

今日の投稿では、施主支給に向かないものについてご紹介します。

施主支給とは設備・建材の発注業務を自分で行い、好きな設備や建材を自分で決めること。

お気に入りのデザインのものを選べ、選択肢がかなり幅広くなります。

「自身のこだわりを住まいに反映したい!」
「できるだけコストを抑えたい!」
といった理由で施主支給を希望する方もいます。

そんな施主支給もメリットばかりではありません。

注意点についてもしっかりと把握しておかないと、せっかくの家づくりで後悔を残すことになるかも…。

今回の投稿で施主支給に向いているものや向いていないもの、注意点をチェックしてみましょう。

施主支給に向いているもの

・パーツ類
 ↳タオルハンガーやトイレットペーパーホルダーなど
・照明器具
 ↳自宅で保管しておける物
・施主支給に慣れているメーカーの物
 ↳造作キッチンなど

壊れて交換するのと同じイメージで、水まわりのアクセサリーなど、簡単に交換できる物は施主支給に向いています。

照明器具なども自宅で保管しておけるため、搬入スケジュールを気にする必要がなく、施主支給に向いているといえるでしょう。

輸入品やハンドメイド製品など、幅広い選択肢の中から理想的な設備や備品を選べるため、デザイン・インテリアにしっかりとしたこだわりがある人は、施主支給をすることで、より理想に近い内装を実現できますよ。

施主支給に向いていないもの

・ユニットバス
・システムキッチンなどの設備機器

交換が難しいもの、納期遅れや納品トラブルなど、全体工期に影響するような製品は向いていません。

設備機器はガス・水道の配管位置の調整が必要で、問題なく設置できたとしても水やガス漏れなどのトラブルの危険も。

また、柱や基礎、外壁材に関わるものは、おすすめしません。

①運搬費・取り付け費

格安で設備を手に入れたとしても、運搬費や取り付け費が嵩み高額になることもあるので注意。

また、工事費全体からみると、施主支給による購入費の割合は限定的であり、施工にかかる人件費がかなりの割合を占めています。

施主支給では、施工会社にアイテムを取り付けてもらうのが基本なので、それにかかる人件費がプラスされることになります。

契約金額に追加で費用請求された場合には、コストダウンにならない可能性もありますので、注意が必要です。

②故障時の対応

引き渡しの際に、施主支給によるアイテムの動作確認をしたところ、上手く動作しないというのもありがちなトラブルです。

使用中に何か不具合が発生した場合、それが支給された設備のせいなのか、はたまた取り付け方が悪かったのか、責任の所在がわかりにくく対応が遅れることも。

完成後に不具合があったとしても、どこに動作不良の原因があるのかわかりません。

購入したアイテムが届いたら、すぐに検品するとともに、トラブル時の対応について、あらかじめ取り決めておくことが大切です。

③納品のタイミング

大きな設備の場合は施工のタイミングに合わせて現場に納品しなければいけません。

搬入日が遅くなると全体の工程に影響が出ますし、早すぎても保管場所の問題が発生します。

納期調整が上手くいかず、納期が大幅に遅れるような事態になると、アイテムの到着を待つために工事自体の遅れにつながる可能性もあります。

そのため大きな設備を施主支給したい場合、納品のタイミングをしっかりと調整しながら発注を行う必要があります。

打ち合わせを十分にできるように、こまめなコミュニケーションをとれる体制を整えておけると安心です。

④打ち合わせ

1.施主支給可能なのか確認
2.配送スケジュール管理
3.責任・保証の確認

施主支給を考えているのなら、上記の項目を確認した上で、念入りな打ち合わせが重要となってきます。

施主支給は自由度が高いゆえ、自己責任の範囲が広く、全て「自分ごと」として行動する必要があるということです。

段取りや調整が難しそうであったり、なるべく施工会社の責任で進めてほしいのであれば、通常の施工で進めたほうがいいでしょう。

そうすることで、設備にトラブルがあった際にもすぐに対応をしてもらいやすいですよ。

施主支給するのであれば、自らも一緒に施工する一員であるという意識で、積極的に参加するという心持ちが大切です。

施主支給を考えているのなら計画的に

施主支給には手間が掛かりますし、ある程度の知識が必要です。

施工に関する説明や情報共有が欠かせず、製品の仕様や規格、特性を自らがしっかりと理解しておく必要もあります。

配送スケジュールの調整や検品も、自身で行わなければなりません。

設備の内容により設計段階での対策が必要になる場合もありえるため、早めにハウスメーカーに交渉することが重要となってきます。

せっかくマイホームを建てるなら細かいところまで自分好みに仕上げたいというこだわりがある方や、手間と時間を惜しまず、理想の家を目指したい人には最適。

施主支給を上手に活用して、唯一無二のこだわりの住まいを目指してみてはいかがでしょうか。

参考になれば幸いです♩

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