【家づくり情報】冬のトラブルを防ぐ！水道凍結の原因と対策まとめ
こんにちは！
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、水道凍結の原因と対策についてご紹介していきます。
冬が近づくと気になるのが「水道の凍結」。
群馬県は平地でも朝晩の冷え込みが強く、特に山間部では一晩で一気に気温が下がることも少なくありません。
普段は何気なく使っている水道も、いざ凍結してしまうと水が出なくなるだけでなく、水道管の破裂→大きな修理費用につながることも…。
年末年始の帰省や旅行など、家を空けるタイミングも増える時期だからこそ、事前の対策がとても大切になってきます。
「どんなときに凍結するの？」
「もし凍ったらどうする？」
「絶対やってはいけないことは？」
という点を分かりやすくまとめました。
大切なご自宅を守るためにも、ぜひ参考にしてみてください◎
【水道凍結の季節がやってきた】
群馬県も冬本番になると、夜から明け方にかけて一気に冷え込みます。
特に外に面している配管や、日が当たりにくい北側の水道は凍結しやすく、毎年多くの問い合わせが寄せられる時期でもあります。
では、具体的にどんな条件のとき凍結するのか見ていきましょう。
＜条件① 外気温が－4℃以下＞
一般的に、水道が凍り始めるのは 外気温がマイナス4℃以下 になったときと言われています。
平地ではそこまで冷え込む日は多くありませんが、
・山間部
・川沿い
・日当たりの悪い北側に設置された配管
など、環境によっては凍結リスクが高まります。
特に夜から明け方の時間帯に気温が下がるため、朝起きて「水が出ない！」というケースが多く発生します。
＜条件② 旅行や帰省などで長期不在にするとき＞
冬場に旅行や帰省などで家を空ける場合も、注意が必要です。
長期間水が動かないまま冷え込むと、管の中の水が凍りやすくなります。
こうした場合は、事前に「水抜き」をしておくことがとても重要。
水抜きとは、水道管の中の水を空にして凍結を防ぐ方法で、特に一軒家では必ずやっておきたい対策のひとつです。
【凍結してしまったら…】
万が一凍ってしまった場合、慌てずゆっくり対処することが大切です。
・露出している水道管や蛇口にタオルを巻く
・その上から ぬるま湯（約30〜40℃）をゆっくりかける
急に熱を加えるのではなく、時間をかけてゆっくり温めて溶かしてあげると、破損のリスクを減らせます。
無理に蛇口を強くひねると 破損の原因になってしまうため、優しく対処しましょう。
【絶対NGな行為】
凍結したときに絶対にやってはいけないのが以下の2つ。
× 熱湯を直接かける
× バーナーなどで直火を当てる
これらは水道管や蛇口の急激な膨張・収縮を引き起こし、
・水道管の破裂
・部品の破損
・火災事故
につながる危険性があります。
YouTubeやSNSで誤った方法が出回ることがありますが、絶対に真似しないよう注意しましょう。
【悪徳業者にご注意を】
凍結や水漏れなどの“緊急性の高いトラブル”につけ込み、高額請求をしてくる悪徳業者が増えていると言われています。
「すぐ来てほしい！」と焦ってしまいがちですが、水道修理を依頼する際は 必ず『指定給水装置工事事業者』 を選びましょう。
各市町村の水道局HPに、正規の事業者が一覧で記載されているので、一度確認しておくと安心です◎
・水抜きの方法が分からない
・凍結してしまったが溶けない
・水が漏れているかもしれない
そんな場合は、無理せず水道局もしくは指定業者へ連絡を。
水道局のホームページにも、地域ごとの連絡先や対処方法が掲載されています。
困ったときは一人で抱え込まず、専門のプロに相談するのが一番安全です。
【水のトラブルに焦りは禁物】
年末年始は帰省や旅行などで家を空ける機会も増えます。
「まさか凍らないだろう…」と思って油断していたら、その日に限って強く冷え込むこともよくあります。
出かける前には、
・天気予報で最低気温をチェック
・凍結の恐れがある日は水抜きをしておく
・屋外の蛇口に防寒カバーをかける
など、簡単なことでも大きなトラブルを防ぐことができるので、しっかり凍結対策をしてからお出かけしましょう。
水道のトラブルは突然起こると焦ってしまいがちですが、事前の備えが一番の防止策。
これからの季節を安心して乗り切るためにも、ぜひ今日のポイントを暮らしの中で活かしてみてくださいね。
参考になれば幸いです♩
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