【家づくり情報】憧れの中庭ライフ！後悔しないための6つのチェックポイント
こんにちは！
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、中庭の注意点についてご紹介していきます。
家の中に光と風を取り込める中庭のある家。
視線が抜けて開放感が増すだけでなく、家族のプライベート空間としても楽しめる中庭は、根強い人気を誇ります。
芝生で子どもと遊んだり、テーブルとチェアを置いてアウトドアリビングにしたり、夜はライトアップしてリゾートのような雰囲気を楽しんだり…。
そんな理想の中庭ライフを実現するには、設計段階での注意点を押さえておくことが欠かせません。
今回は、中庭をつくる際に見落とされがちな6つの重要ポイントをご紹介します。
【Point 1｜中庭にもコンセントを】
中庭では意外と電源が必要になる場面が多くあります。
・スマホやスピーカーをつなげて音楽を流したいとき
・電気式のバーベキューグリルやホットプレートを使いたいとき
・夜にイルミネーションを飾りたいとき
・高圧洗浄機や掃除機を使いたいとき
外に電源がないと、延長コードを室内から引っ張る必要があり、配線も見た目もスマートさに欠ける結果に。
中庭の位置や使い方に合わせて、複数のコンセントを設けておくと便利です。
【Point 2｜水道があると中庭の使い勝手が変わる】
中庭に水道（立水栓）を設置しておくと、日々の暮らしが格段に快適になります。
掃除や植物の水やりはもちろん、夏場の子どもプールやガーデンパーティーなど、水を使いたいシーンはたくさん。
また、屋外での靴や道具の泥落としにも重宝します。
とくに雨のあとや芝生の手入れをしたあとなど、屋内の水回りでは洗いにくいものも手軽に対応できるのが利点。
給排水の位置や配管ルートも、家づくりの初期段階から計画しておくことで、見た目もスッキリと仕上げられます。
【Point 3｜排水設備は必ず計画しておく】
水道を設けるなら、排水設備もセットで考えることが重要です。
排水計画を怠ると、雨が降った後や水を使ったあとに中庭に水が溜まってしまうという問題が発生します。
湿気がたまると、コケが生えやすくなったり、虫の発生原因にもつながるため、衛生面やメンテナンス性の面でもリスクに。
また、水はけの悪い土地では、中庭に水が流れ込みやすいため、勾配の取り方や排水の方向も設計段階で要検討です。
ちょっとしたことですが、住み始めてからの満足度を大きく左右するポイントになります。
【Point 4｜照明の選び方で虫対策にも】
中庭を夜に楽しみたい場合は、照明計画にも工夫が必要です。
雰囲気を高めるための演出照明に加え、安全に移動するための足元灯など、複数の用途に対応できるようにしておきましょう。
また、照明にLEDを使うことで虫が寄りにくくなるというメリットもあります。
特に白熱灯や蛍光灯は紫外線を出すため、虫が集まりやすい傾向がありますが、LEDは紫外線をほとんど出さないため、快適な空間を維持しやすいという利点があります。
明るさだけでなく、色温度や照射範囲、設置位置まで意識すると、昼も夜も楽しめる中庭に仕上がります。
【Point 5｜生活動線とのバランスを考える】
中庭を取り入れると、家の中心に空間が生まれるぶん、部屋の配置や動線が複雑になることがあります。
キッチンやお風呂などの水回りが遠くなると、家事が同時進行しにくいというデメリットも。
動線が悪いと掃除や家事もしにくくなるため、間取り全体の中で
「中庭がどこにあると便利か」
「通り抜けが必要かどうか」
など、使い方を想定したレイアウトが大切です。
中庭は見た目のデザインだけでなく、暮らしとのバランスも考慮して計画することで、より魅力的な空間になります。
【Point 6｜断熱性と窓の計画を忘れずに】
中庭を取り入れることで、自然光や風がたくさん入る明るい住まいになりますが、同時に窓の数が増えることにもなります。
窓が多くなる＝断熱性が低くなりやすいという側面があるため、建物の断熱性能を確保するためには以下のような対策が有効です。
・複層ガラスやLow-Eガラスなど断熱性の高い窓を採用
・日射のコントロールを意識した窓配置
・必要に応じて外付けブラインドや庇を活用
断熱性が不十分だと、夏は暑く冬は寒い空間になってしまうため、デザインと性能を両立させる工夫が求められます。
参考になれば幸いです♩
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