【家づくり情報】冬は要注意!寒さが体に与える影響

こんにちは!
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆

今日の投稿では、冬の寒さ対策についてご紹介していきます。

冬は気温が大きく下がるため、体への負担がとても大きくなります。
体が冷えると血管が収縮しやすくなり、その結果、血圧が急に上がったり心臓に負担がかかってしまい、心疾患や脳血管疾患、さらには呼吸器系疾患を発症するリスクが高まります。

特に冬に多く見られるのが「ヒートショック」。
暖かい部屋から急に寒い廊下や脱衣所へ移動したとき、または熱いお風呂に入る前後に、急激な温度差が血圧や心拍数を大きく変動させ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性があるのです。
冬の健康リスクは単なる「寒さがつらい」という問題ではなく、命に関わる重大なリスクなのだということを意識する必要があります。

【冬の死亡率が低い地域と高い地域】

<冬の死亡率が低い地域>
1位 北海道
2位 青森県
3位 沖縄県
4位 新潟県
5位 秋田県
※住宅の温熱環境と健康の関連資料より引用

冬の死亡率が低いのは意外にも、比較的寒冷な地域が多いのです

<冬の死亡率が高い地域>
1位 栃木県
2位 茨城県
3位 山梨県
4位 愛媛県
5位 三重県
※住宅の温熱環境と健康の関連資料より引用

では逆に温暖な地域なのに、死亡率が高い理由はというと…

【違いを生むのは「寒さ対策」】

北海道や東北地方などの寒冷地では、長く厳しい冬を安全に過ごすために、住まいの断熱性や気密性を高める工夫が古くから行われてきました。
現在では、北海道では高断熱住宅の普及率が6割を超えるとも言われ、住まい全体を暖かく保つ仕組みが整っています。
そのため、外気温が極端に下がっても室内は一定の温度を保ちやすく、健康リスクを減らすことができているのです。

一方で、温暖な地域では「冬はそこまで寒くないから大丈夫」という意識が根強く、断熱性能を十分に考慮せずに建てられた住宅も多いのが現実。
その結果、外気温が下がると室内温度も大きく下がり、部屋ごとの温度差が生まれてしまいます。

特に暖房を入れているリビングは快適でも、廊下や脱衣所、トイレは極端に寒い……という状況は典型的。
この「温度差」こそが体に大きな負担をかけ、ヒートショックや心疾患のリスクを高めてしまうのです。

【快適な室温の目安は「18℃以上」】

健康的に暮らすためには、室温を18℃以上に保つことが推奨されています。
これは世界保健機関(WHO)が示す基準でもあり、特に高齢者や体力の弱い方にとっては重要なラインです。

しかし、日本の住宅では18℃を下回る室温で生活している家庭が少なくありません。
ある調査によると、冬の夜間、寝室の温度が10℃前後まで下がるケースもあり、知らず知らずのうちに体へ大きな負担をかけている可能性があるのです。

また、室温の絶対値だけでなく「家の中の温度差」も見逃せません。
リビングは20℃前後あっても、廊下や脱衣所では10℃以下というケースは珍しくありません。

このような急激な温度差が、心臓や血管に強いストレスを与えてしまいます。
家全体で均一な温度を保つことが、健康に直結しているのです。

【解決策は「高気密高断熱住宅」】

冬でも快適に過ごすための大きな解決策が「高気密高断熱の住宅」です。
外壁・床・屋根・窓などの断熱性能を高めることで、外気の影響を受けにくくなり、暖房効率がアップ。
さらに隙間を減らすことで冷気が侵入しにくくなり、室内の暖かさを逃がさない仕組みが整います。

こうした住宅は「寒さ対策」にとどまらず、夏の暑さにも効果を発揮します。
冷房効率が上がるため電気代の節約につながり、年間を通して快適な住環境を維持できますよね。
つまり、高気密高断熱住宅は「健康のため」だけでなく「経済的にも有利」な選択なのです。

さらに、省エネ基準を満たした住宅は、長期的に見れば資産価値の面でも優位性があります。
これから家を建てる方やリフォームを検討する方は、デザインや間取りだけでなく「断熱性能」「気密性」という視点を必ず取り入れるべきでしょう。

ちょっとした寒さ対策の工夫が、家族の命と暮らしを守る大きな力になります。
これから住まいを考える方は、ぜひ「寒さから健康を守る家づくり」を意識してみてください。
温度のバリアフリーを目指しましょう。

参考になれば幸いです♩

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