
【家づくり情報】旗竿地のメリットと注意点│土地購入前に知っておきたいポイント

こんにちは!
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、旗竿地のメリットと注意点、土地購入前に知っておきたいポイントについてご紹介していきます。
土地探しをしているときに「旗竿地(はたざおち)」という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。
旗竿地とは、道路から細い通路のような路地を通った奥に広がる土地のことを指します。
見た目が竿に旗をつけたような形になるため、こう呼ばれています。
一見すると「ちょっと不便そう…」という印象を持つ方もいますが、実は価格が安くなっていたり、プライバシーを確保しやすかったりとメリットも少なくありません。
ただし、旗竿地ならではの注意点も多く、購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうケースもあります。
そこで今回は、旗竿地のメリットとデメリット(注意点)を詳しく解説します。
土地購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
【旗竿地のメリット】

1.土地の価格が安い
旗竿地の一番の魅力はやはり価格の安さ。
同じ広さや立地条件でも、整形地(四角形で道路に面した土地)に比べて15〜20%程度安くなることが多いといわれています。
これは、道路に面している部分(間口)が狭いことや、形が特殊で建てにくいことが理由。
限られた予算で土地を探している方にとっては、大きなメリットとなるでしょう。
2.プライバシーを確保しやすい
旗竿地は道路に面していないため、通行人から家の中を直接覗かれる心配が少ない土地。
リビングや窓の配置を工夫すれば、人目を気にせず落ち着いて暮らせる環境をつくりやすくなります。
特に都市部など、住宅が密集しているエリアでは「外からの視線を避けたい」という方にとって魅力的なポイントといえるでしょう。
3.固定資産税が抑えられる可能性がある
旗竿地は整形地に比べて資産評価額が下がる傾向があります。
そのため、固定資産税や都市計画税が安くなる場合があります。
もちろん立地や面積によって異なりますが、長期的にみれば毎年の税金負担が軽くなる点は大きなメリットです。
【旗竿地の注意点】

一方で、旗竿地には注意しておくべき点も少なくありません。
1.路地部分(竿)の幅を確認する
旗竿地の特徴は、道路から土地に入る「細い通路(竿部分)」です。
この幅が 2m以上ないと接道義務を満たさず、再建築ができない場合があります。
さらに、竿部分の長さによっては「間口が2.5m以上必要」といった制限がかかるケースもあります。
この接道条件を満たしていなければ、将来的に建て替えや売却が難しくなるリスクがあるので注意しましょう。
2.建築費が高くなる可能性がある
竿部分が狭いと、大型の建築資材や重機を敷地内に運び込むのが難しくなります。
工事車両が近くまで入れない場合、資材を人力で運ぶ必要があり、人件費が余計にかかることも…。
土地の価格が安くても、建築費が割高になれば結局トータルコストは変わらない、というケースも少なくありません。
3.インフラ整備の状況を確認する
旗竿地は奥まった位置にあるため、電気・ガス・水道といった生活インフラの整備が十分でないケースがあります。
例えば…
・電線が敷地まで届かず、私設電柱を立てる必要がある
・水道管が前面道路から敷地まで延びておらず、引き込み工事が必要になる
・排水管が隣地を通っていて、境界の交渉が必要になる
こうした工事は数十万円〜百万円単位でかかる場合があり、購入後に大きな出費となることもあります。
必ず事前に確認しておきましょう。
4.建ぺい率・容積率・高さ制限を確認する
旗竿地は形状が特殊なため、建築できる面積や高さに制限がかかる場合があります。
特に旗竿地は隣家と近接していることが多く、採光や通風を確保するための工夫が必要です。
「希望する間取りが建てられるかどうか」は必ず事前に設計士や工務店に相談して確認しておきましょう。
【旗竿地は慎重に検討を】

旗竿地は価格の安さやプライバシーの確保といったメリットがある一方で、接道条件や建築コスト、インフラ整備の負担など注意点も多い土地です。
旗竿地を選ぶことで理想のマイホームが実現できる場合もあれば、思わぬ出費や不便さに悩まされるケースもあります。
土地の価格だけで判断せず、長期的な暮らしやすさ、将来の資産価値も含めて慎重に検討することが大切ですよ。
参考になれば幸いです♩
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