
【家づくり情報】健康寿命を伸ばす家づくりとは?

こんにちは!
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、健康寿命を伸ばす家づくりについてご紹介していきます。
「健康寿命」とは、2000年にWHO(世界保健機関)が提唱した言葉で、「健康上の問題がなく、日常生活を自立して送れる期間」のこと。
平均寿命から介護や通院が必要な期間を差し引いた“本当に元気に暮らせる年数”を意味します。
たとえば2016年のデータでは、日本の平均寿命は
男性:80.9歳
女性:87.1歳
ですが、健康寿命はそこからおよそ「10年近く短い」と言われています。
この差をできるだけ縮めることが、これからの家づくりでとても大切になってきています。
【死亡率が高いのはどんな地域?】

国土交通省の資料(※1)によると、なんと「寒い地域よりも暖かい地域の方が死亡率が高い」ことが判明しています。
特に、呼吸器系や脳血管系の疾患による死亡率が高い傾向があり、住環境と健康の関係性が強く指摘されています。
その背景には、住宅の断熱性能の差があると考えられており、寒冷地では家の性能が高く、家の中の温度差が少ないことが理由の一つとされています。
※1:国土交通省「住宅の温熱環境と健康の関連」資料より
【温度の“バリアフリー”がカギに】

高血圧や動脈硬化、循環器疾患は「温度差」が大きく関わっているといわれています。
特に、冬のトイレや脱衣所でヒートショックが起きるケースは有名ですよね。
家の中の温度差をなくす=「温度のバリアフリー化」は、単に快適に過ごせるだけでなく、命を守る暮らし方にもつながります。
WHOも「室温は最低18度以上を保つべき」と勧告しています。
暖房をガンガン使っても、家の断熱性能が低ければすぐに冷えてしまいます。
そのため、健康に過ごすためには
☑ 高断熱
☑ 高気密
☑ 隙間のない施工
がとっても大切◎
高気密・高断熱の家に住むと…
☑朝の寝起きが楽になる
☑トイレが近くならない(夜間頻尿が減る)
☑体のこわばりが減る
☑寒さで動きたくない…が減る
☑家族全員が快適に過ごせる
など、特にシニア世代や冷え性の方には大きなメリットがあります。
【脱衣所の温度を2度上げるだけで?】

一見たった2度の違いに思えるかもしれませんが、脱衣所やトイレなどでの寒暖差は、私たちの体に大きな負担をかけています。
特に冬場、お風呂に入る前に服を脱ぐタイミングで「ヒヤッ」と寒さを感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
その一瞬の寒さが、実は血圧の急上昇や心拍数の変化を引き起こし、脳や心臓へのリスクを高めてしまうのです。
これが、いわゆる「ヒートショック」と呼ばれる現象。
ある研究結果によると、脱衣所の室温をたった2℃上げるだけで、ヒートショックの発生リスクが大幅に低下し、なんと健康寿命を平均で4年も延ばす可能性があるというのです。
これは大げさな話ではなく、高齢者だけでなく全年代に関係のある健康課題。
若いうちは実感しづらくても、年齢を重ねていくと、この差が確実に生活に影響してくるのです。
2℃上げるためには、
☑ 脱衣所に暖房器具を置く
☑ 高性能な断熱材で室温差を防ぐ
☑ 建物全体の気密性を上げる
こういった工夫をするだけで、将来の健康リスクを軽減できるなら、早めに備えておきたいですね。
特に冬場の寒さが厳しい地域や、冷え性に悩む方にとっては、大切な家族を守る一歩になるはずです。
【健康寿命をのばすために、家ができること】

家は、雨風をしのぐだけの箱ではありません。
長く暮らすほどに、私たちの健康状態や生活の質にまで影響を及ぼす場所です。
・毎朝スムーズに起きられるか
・夜のトイレが億劫にならないか
・ヒートショックのリスクを避けられるか
・高齢になっても快適に暮らせるか
など、日々の何気ない不調やストレスの背景には、室温差や断熱性能が深く関係していることが多いのです。
今から家づくりを考えている方、リフォームを検討中の方は
・高断熱・高気密
・室温18度以上
・部屋間の温度差ゼロ
を目指した設計を意識してみてください。
そして、性能だけでなく日当たりにもこだわることで、安心して暮らせる住まいに近づけることができますよ。
家族全員が、今も、10年後も、30年後も健やかに暮らせる。
それが“健康寿命をのばす家づくり”の本当の価値といえるでしょう。
参考になれば幸いです♩
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