【家づくり情報】 固定資産税があがるポイント~家の周り編~

こんにちは!
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆

今日の投稿では、固定資産税があがるポイントについてご紹介していきます。

家を建てる際、多くの方が「建築費」や「ローン返済」についてはしっかりと計画するものですが、忘れがちなのが「固定資産税」の存在です。
固定資産税は、家を所有している限り毎年支払う必要があり、その額は建物の形状や材料によって大きく変動します。

今回は、固定資産税が高くなりやすい外回りのポイントについて、6つの視点から詳しくご紹介します。

【外壁の種類によって評価が変わる】

外壁は家の印象を左右するだけでなく、使用される材料の「耐久性」や「高級感」によって、建物の評価額が変わってきます。
一般的には、以下の順番で評価が高くなりやすいとされています。

タイル > 漆喰 > サイディング > ALCパネル > ガルバリウム鋼板

タイル貼りの外壁は高級感があり、耐久性にも優れているため評価が高く、結果的に固定資産税が高くなりやすい傾向があります。
反対に、ガルバリウム鋼板などは軽量でコストも抑えられるため、固定資産税を安く抑えたい人に適しています。
もちろん、見た目やメンテナンス性とのバランスも大切ですが、税負担を長期的に考えるのであれば、外壁材の選定は慎重に行いましょう。

【屋根の形状はシンプルが得】

屋根の形状は複雑な屋根構造ほど建築コストがかかり、評価額も上がります。
とくに次のような形状は、固定資産税が高くなる傾向にあります。

・腰折れ屋根
・マンサード屋根
・越屋根(こしやね)


これらは意匠性が高く、見た目のアクセントになりますが、その分施工の手間もかかるため、評価が上がります。
一方で、次のようなシンプルな形状は評価が抑えられやすいです。

・片流れ
・切妻(きりづま)
・寄棟(よせむね)


家のデザイン性と税負担のバランスを考える際には、屋根の形状にも注目しておきたいところです。

【屋根の材質にも差がある】

屋根に使用する材料も、固定資産税の評価を左右します。
以下の順に、高評価=税額が高くなりやすい素材です。

ソーラーパネル一体型 > 瓦 > スレート > ガルバリウム鋼板

ソーラーパネルと一体化した屋根材は、省エネ性能は高いものの、建物評価としては「高額」とみなされるため、固定資産税も高めに。
ちなみに、ソーラーパネルが屋根の上に後から設置される“置き型タイプ”であれば、固定資産税の対象外となります。
これは屋根の一部ではなく、単なる「設備」として扱われるためです。

スレートやガルバリウム鋼板は比較的評価が低いため、税額も控えめ。
デザインだけでなく、ランニングコストとしての税額も検討材料に加えてみましょう。

【屋根の勾配も影響する】

意外に知られていないのが、「屋根の勾配(こうばい)」が固定資産税に関係してくるという点。
屋根に角度があると、雨や雪をスムーズに流す利点はあるものの、勾配が大きくなる=屋根の面積が広くなる=評価が上がるという構図になります。

勾配が小さいシンプルな屋根構造にすれば、税負担も抑えられる可能性があります。
ただし、勾配が小さすぎると雨水処理がうまくいかないなどのリスクもあるため、気候条件や構造強度を考慮しつつ、バランスを取ることが大切でしょう。

【軒の出方にも注意】

家の外観に影響する「軒(のき)」の出幅も、固定資産税に影響します。
1m以上軒が張り出しているような設計では、それだけ建物の評価面積が広くなるため、評価額が上がるのです。

見た目のバランスや夏の日差し対策として軒を深くするメリットはありますが、固定資産税の面では、45cm程度に抑えるのが一つの目安。
建築士との打ち合わせ時に、意匠性とコスト、そして税負担のバランスをしっかりと話し合っておきましょう。

【車庫の構造で課税対象に】

三協アルミ公式サイトより画像引用https://alumi.st-grp.co.jp/products/select/carport/point06/

車を所有している家庭では、車庫の構造によっては建物として評価され、固定資産税の対象に。
具体的には、以下の条件に該当する場合、課税対象となります。

・3方向以上が壁で囲まれている
・屋根がしっかりと設けられている
・車以外の目的で使用できる構造になっている


完全に囲われたガレージタイプの車庫は固定資産税の課税対象となることがほとんど。
一方で、屋根と柱だけのカーポートタイプであれば、基本的に非課税です。
税額との兼ね合いも含めて判断することが大切でしょう。

参考になれば幸いです♩

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