【家づくり情報】細かいけど確認して！
こんにちは！
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、後悔しないために確認しておきたいポイントについてご紹介していきます。
家づくりでは、間取りや収納、デザインなど大きな項目に意識が向きがち。
でも、実は「そこまで気にしてなかった！」という細かな部分こそ、住み始めてから後悔につながりやすいポイントなんです。
今回は、建築会社から特に聞かれにくいけれど、事前に確認しておくと安心できる“細かいけど大切な6つのポイント”をご紹介します。
【1.床材の貼る向き】
床のフローリング材には、「貼る向き」があります。
床材の向きによって、空間の印象は大きく変わることはご存じでしょうか？
一般的には部屋の長手方向（奥行き方向）に沿って貼ると、空間が広く見えると言われています。
ですが、実際は部屋ごとに床の貼り方向がバラバラになることもあり、仕上がったときに違和感を感じることも。
「廊下からリビングまで一直線に貼りたい」
「部屋ごとに雰囲気を変えたい」
などの希望がある場合は、事前に伝えておきましょう。
特にオープンな間取りの場合は、統一感が出るよう意識するのがポイントです。
また、光の入り方とのバランスによっても見え方が違うため、窓の位置や部屋の形に合わせて選ぶのもポイント◎
貼る方向は完成後に変更できないので、間取り図の段階で確認しておきたいところですね。
【2.引き戸のレール（床付け or 上吊り）】
引き戸のタイプには、床にレールがある床付けタイプと天井から吊るす上吊りタイプがあります。
床レールタイプは安定感がありますが、ほこりやゴミが溜まりやすく、掃除が面倒に感じる方も多いです。
小さな段差にもなるため、バリアフリーを意識したい方は特に注意。
掃除のしやすさや見た目のすっきり感を求めるなら、上吊りタイプを選ぶのが◎。
ただし、構造や費用によって選べない場合もあるので、早めに確認するのがオススメです。
【3.外部コンセントの色】
屋外に設置されるコンセント、意外と外壁と色が合わず浮いてしまうことがあります。
外壁と色が合っていないと、せっかくの外観デザインに違和感が出てしまうことも…。
設計段階では「どこに付けるか」ばかりに注目しがちですが、色味までこだわることで、外観の完成度がグッとアップします。
白・グレー・ブラウンなど、いくつか選べるケースもあるので、外壁の仕上がりに合わせて選びましょう。
ポストや照明と合わせてトータルで考えると、より統一感が出ます。
外壁に溶け込むようなカラーを選ぶのはもちろん、あえてアクセントとして目立たせるのもアリでしょう。
【4.雨樋(あまどい)の色】
雨樋は、外壁や屋根と違って注目されにくい部分ですが、外観全体の印象を大きく左右するポイントでもあります。
外壁に馴染ませる色を選べばスッキリした印象に、逆にアクセントカラーを選べばデザイン性のある仕上がりになるでしょう。
好みに合わせて、雨樋をあえて目立たせるのか、外壁に馴染ませるのかを選ぶと、より満足度の高い外観になります。
【5.雨樋の位置】
雨樋は建築図面に詳しく載っていないことが多いため、「完成してみたら目立つところに付いてた！」ということも。
特に、玄関周りや正面側に太い縦樋が通っていると、外観デザインのバランスが崩れる原因になります。
気になる方は、設置位置や本数を事前に確認・調整しておくと安心です。
【6.電気メーターの位置】
電気メーターは法律で地上から約1.7～2mの高さに設置することが決まっています。
そのため、玄関横や道路側などに設置されると、せっかくの外観が台無しになることも。
エアコンの室外機と同様に、できれば人目につかない場所に設置してもらうのが理想です。
図面では見落としやすい位置なので、引き渡し前の打ち合わせでしっかり確認しておきましょう。
家づくりの成功は、間取りや設備だけでは決まりません。
ちょっとした部分の“気配り”が、毎日の快適さを大きく左右します。
「そんなこと気にしたことなかった…」
というようなポイントこそ、実は後から変更が難しかったり、見た目に大きく影響したりするものばかり。
家が完成してから「もっと考えておけばよかった」とならないように、一度立ち止まって細部にも目を向けてみてくださいね。
参考になれば幸いです♩
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