【家づくり情報】掃除が大変なところ
こんにちは！
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、掃除が大変なところについてご紹介していきます。
家を建てるとき、ついつい間取りやデザイン、収納などにばかり目が行きがちですが、「掃除のしやすさ」も大切な視点のひとつです。
住んでみてから「ここ、掃除しづらい…！」と後悔する前に、掃除が大変だと感じやすいポイントをあらかじめチェックしておきましょう◎
今回は実際の後悔の声を参考にしながら、よくある掃除のお悩みポイントをまとめてみました。
【1.ペンダントライト】
おしゃれな照明として人気のペンダントライトですが、掃除面ではちょっとクセモノ。
特にダイニングの上など、生活の中心となる場所に設置されていると、気づかないうちにホコリや油分が溜まりがち。
ガラスや金属素材のものは汚れが目立ちやすいため、こまめな拭き掃除が必要になります。
しかも高い位置に吊るされていることが多いため、イスに乗ったり脚立を使ったりと、ちょっとした手間も発生。
お掃除の頻度やアクセスしやすさを考えて、設置場所や形状を選ぶのがオススメです。
【2.シーリングファン】
吹き抜けの天井などに取り付けられることの多いシーリングファンは、空気の循環に役立つ便利なアイテム。
でもその分、お掃除の手間は多めなんですよね。
羽部分にホコリが積もりやすく、ファンを回したときにホコリが舞ってしまうことも…。
問題は、掃除をするための高さ。
2階の高さにあると、脚立では届かないこともあり、専用のモップや長い柄の掃除道具が必要です。
設置を検討する場合は、掃除のしやすさも含めて考えるのが安心です◎
【3.吹き抜けの窓】
吹き抜けは開放感があってとても人気ですが、その高い位置にある窓は、汚れに気づいてもすぐに掃除できないのが難点。
窓の外側は雨風の影響で汚れやすく、内側は結露やホコリが気になることも。
掃除しようと思うと、脚立を出したり、高所用のクリーナーを使ったりと大変です。
最近では汚れにくいガラス素材の窓も登場しているので、設計段階で工夫してみるのもアリですね◎
【4.巾木(はばき)】
巾木とは、壁と床の境目に取り付ける細い板状の部材のこと。
床掃除をしていると「ここだけホコリが溜まってる…」と感じる場所でもあります。
特に白くて厚みのある巾木はホコリが目立ちやすく、掃除をさぼるとすぐにラインができてしまうことも。
掃除の負担を減らしたい場合は、あえて巾木を細めにしたり、目立たない色を選んだり、巾木レスのデザインを取り入れるのも一つの方法。
見た目と実用性、両方をバランスよく取り入れたいですね。
【5.お風呂の窓】
換気目的で設けられることの多いお風呂の窓。
実はこの窓、カビの温床になりやすいポイントでもあります。
特に窓の枠まわりやゴムパッキン、サッシの隙間には湿気が溜まりやすく、放っておくと黒カビが発生することも…。
外側の掃除も意外と大変で、窓の位置によっては外に回らなければいけなかったり、網戸の取り外しに手間がかかったり…。
お風呂の窓を設ける場合は、掃除しやすい位置やサイズ、ガラスの種類までしっかり検討しておくと安心です。
【6.冬の落ち葉】
庭や外構に植える木々。
緑があるだけでおうちの雰囲気がぐっと良くなりますが、落葉樹を選んだ場合は秋から冬にかけての落ち葉掃除に苦労します。
風で飛ばされたり、雨で濡れて張りついたりすると、掃き掃除では取りにくいのも苦労するポイントの一つ。
また、排水口に落ち葉が詰まってしまうと水はけが悪くなり、外構のトラブルにも繋がることがあります。
定期的な清掃が必要になるため、木の種類選びは慎重に。
常緑樹にするか、落葉樹は剪定しやすい高さに抑えるなどの工夫がオススメです。
【掃除のしやすさは「暮らしやすさ」に直結！】
おうちを建てた後に「こんなはずじゃなかった！」とならないためには、見た目や機能だけでなく「掃除のしやすさ」も大事な視点です。
普段のお手入れが負担になると、せっかくのお気に入りの空間もストレスに変わってしまうことも…。
設計段階から掃除のしやすさやメンテナンス性に配慮しておくことで、日々の暮らしがグッと楽になります。
家づくりを進める際は、こうした細かなポイントにも目を向けながら、後悔のないマイホームを目指していきましょう！
参考になれば幸いです♩
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