
【家づくり情報】知らなかった…引き戸の落とし穴

こんにちは!
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、引き戸の落とし穴についてご紹介していきます。
引き戸はスライドさせるだけで開閉できるため、狭いスペースでも使いやすく、デザイン性の高さからも人気のある扉の形状です。
しかし、見た目や利便性だけを重視してしまうと、思わぬ落とし穴に気づかないことも…。
今回は、引き戸を設置する際に注意すべきポイントや、デメリットを詳しく解説していきます。
【引き込むスペースが必要】

引き戸の最大の特徴は、壁にスライドさせて開閉することです。
しかし、この「引き込むスペース」が必要なことを見落としがち。
たとえば、壁の内側に引き戸を収納するタイプの場合、壁の中に専用の空間を作る必要があり、その分だけ壁の厚みや設計に制約が生じます。
また、外側に引き込む「外付け引き戸」でも、戸を開けた際のスペースが壁の前面に必要になるため、家具の配置や収納に影響が出ることも。
設計段階で引き戸の動線をしっかり検討しておかないと、後から「使いづらい」と感じることもあります。
【戸を引き込んだ壁面の制約】

引き戸を引き込むための壁面には、配線や設備を設置することができない場合があります。
・コンセントやスイッチが設置できない
・棚や収納家具が取り付けられない
こうした制限は、特に狭い住宅では大きな問題になることも。
設計段階で十分な検討が必要です。
【遮音性や気密性に欠ける】

引き戸は開閉が楽な分、ドアタイプに比べて遮音性や気密性が劣る場合があります。
引き戸が完全に閉まらず隙間ができてしまうため、防音や断熱に問題が出るためです。
音や匂いを遮断したいリビングやキッチンは、特に注意したい場所。
また、プライバシーを重視する寝室や書斎なども気になる人は多いでしょう。
最近では、気密性を向上させる工夫がされた引き戸も増えてきましたが、一般的な引き戸ではこの点を理解しておくことが重要です。
【指を挟み込む危険性】

引き戸の開閉中に指を挟んでしまう事故も意外と多いです。
特に小さなお子さんがいる家庭では注意が必要。
引き戸を強く閉めると勢いで指を挟む危険が高まるため、安全性の観点からは「ソフトクローズ機能」を搭載したものを選ぶのが安心です。
この機能があれば、引き戸がゆっくり閉まるため、挟み込み事故を防ぎやすくなりますよ。
【レールの掃除が大変】

引き戸をスムーズに動かすためのレール部分は、ホコリやゴミが溜まりやすい場所です。
特にキッチンや玄関など、砂ぼこりや食べかすが入りやすい場所ではこまめな掃除が必要に。
床レールタイプの引き戸では、定期的に掃除をしないと引っかかりやすくなり、開閉がスムーズでなくなることもあります。
また、汚れを放置すると見た目が悪くなるだけでなく、カビやダニの温床になる可能性も。
メンテナンスのしやすさを考慮して、上吊り戸になっていて床にレールがないタイプの引き戸を選ぶのもひとつの手です。
【開閉音が大きいことも】

引き戸は構造上、開閉音が響きやすい場合があります。
特に金属製のレールを使用している引き戸では、戸が当たる際に「ガタン」という音が発生しやすく、夜間や静かな時間帯には気になることもあるでしょう。
先ほどご紹介した「ソフトクローズ機能」を取り入れることで、開閉時の衝撃を和らげ、音を軽減する効果が期待できます。
引き戸を選ぶ際には、静音性にも注目してみましょう。
【引き戸を採用する際の注意点】

引き戸にはさまざまなメリットがありますが、設計や選び方を間違えると、使いにくさや不便さを感じることも。
採用を検討する際には以下のポイントを意識してみてください。
・設置スペースや動線をしっかり検討する
・遮音性や気密性が必要な場所では別のタイプの扉を検討
・安全性を考慮してソフトクローズ機能付きの製品を選ぶ
引き戸は、使い方や設置場所によっては非常に便利でスタイリッシュな選択肢です。
しかし、その一方で、設計の工夫やメンテナンスが必要な部分も多くあります。
特に、遮音性や気密性、指を挟むリスク、掃除の手間など、引き戸特有の課題を理解し、適切な製品選びや設置方法を検討することが重要となるでしょう。
引き戸を導入する際には、これらの落とし穴をしっかり把握し、快適な暮らしを実現してくださいね!
参考になれば幸いです♩
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