
【家づくり情報】角地の注意ポイント

こんにちは!
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、角地の注意ポイントについてご紹介します。
角地は道路に面する方向が多い分、特有の制限や注意点があります。
そのため、設計時や建築時には注意が必要です。
今回は角地の注意ポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<道路斜線制限の影響を受ける>

角地は道路斜線制限の影響を受けることに注意が必要です。
道路斜線制限とは、道路や周辺の建物の採光や通風を確保するために、道路に面した建物の一定部分の高さが建築基準法により制限されているルールのことです。
角地は2方向の道路に接しているため、通常の土地よりも高さ制限が複雑になります。
ただし、角地には特別な緩和措置が適用されることがあります。
<道路斜線制限の2道路緩和>
道路斜線の2道路緩和とは、複数の道路に面している土地の斜線制限の緩和措置のことです。
道路の幅が広いほど高さ制限は緩くなりますが、敷地に接する2つの道路幅が異なる場合(一定の範囲で)狭い方の道路幅も広い方の道路幅と見なされるため高さ制限が緩くなります。
設計時にどの程度緩和が可能か、行政に確認することが大切です。
<セットバックによる緩和>
セットバックとは、敷地や建物を道路などの境界線から後退させることです。
建築基準法では、道路に2m以上接した土地でなければ建物を建築することはできない決まりになっています。
角地で前面道路の境界線から建物を後退させて建てた場合、道路斜線制限が緩和されます。
少し後退をさせることで、道路斜線制限の起点となる場所が変わるため、緩和部分に建物が作れるようになります。
<建ぺい率の角地緩和>
建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。
建ぺい率の制限は地域によってパーセンテージが異なります。
角地の場合、建ぺい率についても緩和措置があります。
建ぺい率によって、建てられる建物の面積なども変わるため、建ぺい率は事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
【角地緩和の適用条件】
角地の建ぺい率緩和が適用されるためには、以下の条件を満たす必要があります。
・道路と道路が交わる角度が120度未満
・道路の幅員の合計が10m以上である
これらの緩和条件は特定行政庁によって異なります。
自治体によって細かい条件が変わるため、お住まいの地区で確認してみてください。
角地緩和が適用された場合は建ぺい率が10%アップしますよ☆
<容積率への影響は?>
角地緩和による容積率への影響はあるのでしょうか?
容積率とは、敷地に対する延べ床面積の割合のことです。
容積率に関しては、角地でも緩和措置や優遇措置はありません。
つまり、角地緩和によるその土地に建てられる家全体の広さへの影響はないということです。
そのため、建ぺい率が緩和されても建物全体の延べ床面積が増えるわけではない点に注意が必要です。
容積率を正確に把握し、設計時に無理のない計画を立てましょう。
<隅切りに注意>
隅切り(すみきり)とは、角地である土地の角を切り取って道路状にすることです。
一般的に隅切り部分には建物や工作物を設置できません。門や塀なども建築不可です。
隅切りは視界を確保し、交通の安全を守るための措置です。
空き地や道路にすることで、見通しを良くし、通行をする人や車の安全を確保する目的があります。
自治体によっては「一定の高さ以上なら設置OK」など条件が異なりますので、自分が住んでいる自治体の建築制度を一度確認しておきましょう。
【角地のポイントを抑えよう】

今回は、角地のポイントについてご紹介をしました。
角地にはメリットやデメリットもあれば、抑えておいた方が良いポイントもあります。
角地での家づくりを成功させるためには、以下のポイントを押さえておきましょう!
• 道路斜線制限やセットバックの適用条件を把握する
• 建ぺい率や容積率の緩和措置を確認する
• 隅切り規定を遵守する
• 自治体ごとの細かい規定を確認する
人気の角地はすぐ売り切れてしまいますが、建築時に様々な制限が設けられていることも理解して、土地の購入を検討していきましょう。
小向建設では不動産部門もあるため、土地購入のお手伝いから注文住宅までトータルでサポートできる点も強みです。
土地から家づくりをご検討されている方は、気軽にご相談くださいね。
この投稿が素敵な家づくりの参考になれば幸いです♩
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