【家づくり情報】角地のメリット・デメリット
こんにちは！
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、角地のメリットとデメリットについてご紹介していきます。
角地とは交差点やT字路の角にあり、2方向が道路に面した土地のことを角地と呼びます。
L字の道路の角に位置する場所は、準角地と呼ばれます。
角地はメリットの多い土地として人気ですが、注意すべきデメリットもあります。
今回は、角地のメリットやデメリットをご紹介していきますね☆
＜メリット＞
① 日当たりがよく、開放的
角地の最大のメリットは、日当たりがよく開放的なことです。
角地は敷地の2面が道路に接しているので、2方向からの日当たりが確保できます。
明るく開放的な住まいは嬉しいですよね♪
日中家で過ごす時間が長い方や、在宅していることが多い方には嬉しいポイントです。
② 設計時の自由度が高い
角地は、設計時の自由度が高いのも魅力の一つです。
2つの道路と接しているので、玄関や駐車場のレイアウトを自由度高く設計することができます☆
基本的に家の設計をするときは、駐車場の配置から決めていくことが多いんです。
一般的な土地だと、玄関の向きや駐車場の向きはある程度決まってしまいますが、2方向に道路がある角地は、一般的な土地よりも選択肢が多くなります。
駐車場の自由度が増えるということは、建物自体の設計もレイアウトの幅が広がります。
自由な設計で家を建てたい人にはおすすめの土地の一つです。
③ 資産価値が下がりにくい
角地は、資産価値が下がりにくいのもメリットの一つです。
2方向が道路に面していることで、隠れるところが少なく、侵入者が入りにくいことから、防犯性が高いと言われています。
このように、角地は人目につきやすく防犯性が高いため、常に一定の需要があり、資産価値も下がりにくい傾向にあります。
＜デメリット＞
角地はメリットだけではありません。もちろんデメリットもあります。
角地の主なデメリットとしては、
・土地の価格が高い
・道路の騒音や排ガスが気になる
・外構工事のコストアップ
などが挙げられます。
① 土地の価格が高い
角地は、土地の価格が他の土地と比べて割高です。
立地にもよりますが、他の土地に比べると10％ほど価格が高い傾向にあります。
土地は高額で取引されるため、同じ区画でも角地とそれ以外の土地の金額差は数百万円ひらくこともあります。
角地を購入する場合、他の土地よりも予算を多く確保する必要があります。
もしくは、土地価格の予算に合わせて、建物の予算を削るなどの調整が必要になってきます。
② 道路の騒音や排ガスが気になる
2つ目のデメリットは、道路の状況による影響です。
交通量が多い道路では、車の騒音や排気ガスが気になることがあります。
また、信号や交差点が近くにある場合、通行する車の量が増え、排気ガスによる汚れや匂いの影響が大きくなることも考えられます。
さらに、交差点は事故が起きやすい場所のため、家の前で事故が発生するリスクもあります。
これらを防ぐためには、外構工事を工夫し、騒音対策や排気ガスによる汚れを軽減する対策を取ることが重要です。
外構があると万が一の事故の際にも、建物の被害を防ぐこともできます。
③ 外構工事のコストアップ
角地は、外構工事の費用が高くなりがちです。
他の形状の土地に比べると道路に面している部分が広いので、外構工事をする範囲も広くなり、コストアップにつながってしまいます。
また、歩行者の目線や車を運転している人から見えにくいように設置する外構のフェンスは、一般的な土地であれば1面だけでいい内容でも、角地だと道路に面している2面ともの施工が必要となることも。
立地的な問題で外構費用が高額になりがちなのは角地ならではの悩みです。
駐車場の位置によっては、安全のために高額な外構工事が必要になることもあります。
【メリット・デメリットを理解しよう】
今回は角地のメリットとデメリットについてご紹介をしました。
角地には、メリットだけでなくデメリットもあります。
メリットとデメリットを理解して、土地を選ぶようにしましょう。
土地情報が公開されると、角地はすぐに売り切れてしまうため、「デメリットも加味したうえでも角地がいい！」と思うのであれば、土地の専門業者などに相談をしておきましょう。
予算に余裕があるのであれば、角地はとてもおすすめの土地です。
この記事が家づくりの参考になれば幸いです♩
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