【家づくり情報】床暖房の気になるポイント
こんにちは！
群馬県桐生市の工務店、小向建設です☆
今日の投稿では、床暖房の気になるポイントについてご紹介していきます。
床暖房は、足元からじんわりと温まる暖房方式として人気を集めています。
しかし、一口に床暖房と言っても、温水式と電気式があり、それぞれ特徴が異なります。
今回は、床暖房のメリット・デメリットを分かりやすく解説し、あなたにぴったりの床暖房を選ぶためのヒントをお伝えします。
【温水式床暖房】
温水式床暖房は、熱源で温められた温水が床下の配管を循環することで部屋全体を暖める方式です。
＜メリット＞
・ランニングコストが安い
ガスや電気など、比較的安価なエネルギー源で運転できます。
・大空間をムラなく暖める
LDK全体や複数の部屋に設置し、快適な空間を作り出すことができます。
＜デメリット＞
・初期費用が高い
床下への配管工事が必要となるため、電気式に比べて初期費用が高額になります。
・立ち上がりに時間がかかる
温水を温めるため、部屋全体が暖まるまで時間がかかります。
こんな人にオススメ
・在宅時間が長く、LDK全体を暖めたい人
・ランニングコストを抑えたい人
【電気式床暖房】
電気式床暖房は、床下に設置された電熱線で直接床を暖める方式です。
＜メリット＞
・立ち上がりが早い
スイッチを入れてすぐに暖まり始めます。
・部分的な暖房に最適
キッチンや洗面所など、特定の場所を暖めることができます。
・初期費用が比較的安い
温水式に比べて、工事費用が抑えられます。
＜デメリット＞
・ランニングコストが高い
電気代がかかるため、長時間使用すると電気料金が上昇する可能性があります。
・床材の制限がある
電熱線を使用するため、設置できる床材の種類が限られます。
こんな人にオススメ
・日中は外出が多く、朝晩だけ暖めたい人
・キッチンや洗面所など、部分的に暖めたい人
【床暖房のメリット】
・足元から暖まる
床から放射される熱で足元からじんわりと温まるため、身体の芯から温まります。冷え性の方や小さなお子様がいるご家庭でも快適に過ごせます。
・乾燥しにくい
空気を直接温めるのではなく、床を温めるため、空気が乾燥しにくく、肌や喉への負担が軽減されます。
・ホコリが舞い上がりにくい
暖房器具から風が吹かないため、ホコリが舞い上がりにくく、アレルギー症状が出やすい方にもおすすめです。
・室温が均一
床から放射される熱で部屋全体をムラなく温めることができるため、室温が安定しやすく快適です。
・デザイン性が高い
床暖房は、お部屋のインテリアを邪魔することなく、すっきりとした空間を演出できます。
【床暖房のデメリット】
・初期費用が高い
床下に配管を敷設（ふせつ）したり、電熱線を設置したりする工事が必要となるため、初期費用が高額に。
・ランニングコストが高い
電気式の場合、電気料金が上昇する可能性があります。温水式でも、燃料費がかかります。
・立ち上がりに時間がかかる
温水式の場合、温水を温めるのに時間がかかり、部屋全体が暖まるまで時間がかかります。
・修理費用が高い
床下の配管や電熱線が故障した場合、修理費用が高額になる可能性があります。
・床材の制限がある
電気式の場合、電熱線を設置できる床材の種類が限られます。
・高温に注意が必要
長時間同じ場所に座っていると、低温やけどを起こす可能性があります。
【床暖房を選ぶ際のポイント】
・ライフスタイル
在宅時間の長さ、床暖房がほしい場所など、自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。
・予算
初期費用とランニングコストもしっかり計算を。
・住宅の構造
床材の種類や、床下の状況など、住宅の構造に合わせて選ぶことも大切です。
【設置するなら…】
床暖房を設置するなら、リビングや寝室など長時間過ごす部屋や、冷えやすい廊下や洗面・脱衣所がおすすめです。
また、玄関ホールも冷えやすいのでおすすめでしょう。
キッチンに設置する場合は、パントリー部分は避けるようにすると安心です。
食材が温まり傷んでしまう可能性が高くなるため、もしパントリーにも設置する場合は保管するものに注意しましょう。
足元からじんわりと温まるので、乾燥しにくく、小さなお子様やペットがいる家庭にも適している床暖房。
ライフスタイルや住宅の状況に合わせて、比較検討し選びましょう。
参考になれば幸いです♩
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